アンダーハンドパスをする際にどうしても腕を振ってしまいます。腕を振らないようにする方法を教えてください。
これはよく聞こえてくる悩みの1つですね。さっそく解説します。
アンダーハンドパスで腕を振らない方法
腕を振ってアンダーハンドパスをするというのは「面の角度が定まらない状態でボールを触る」ということで、こうなるとボールを思っている場所に返すことができません。
これが「腕を振るな!」と言われる理由ですね
言い換えると、腕を振らないアンダーハンドパスは「面の角度が定まった状態でボールを触る」ということになります。
アンダーハンドパスで腕を振らないために意識してやるべきことは、次の2つでOKです。
- ボールの落下点に素早く移動する
- 止まった際に膝を曲げ、面を完成させておく
1つ目の「ボールの落下点に素早く移動する」は時間に余裕をもたせるためで、2つ目の「止まった際に膝を曲げ、面を完成させておく」は重心移動をするためです。
腕を振らずのボールをコントロールしようと思えば、どうしたって「重心移動」を使う必要があるので、下の記事はぜひ読んでください。
【バレーボール】パス成功の85%を握る「重心移動」を徹底解説!【超重要】
簡単にいうと「ボールを後ろからボールを出したい方向に向かってしっかりと押し出す」ということです。
ボールを後ろからボールを出したい方向に向かってしっかりと押し出すためには、面の角度を固定して曲げた膝を伸ばしながら全身でボールを力を加えて上げる必要があるということです。
そのためにも、今回お伝えした下記の2点を頭に入れて練習してみてください。
余談ですが1点だけ。
今回の相談は「アンダーハンドパスをする際にどうしても腕を振ってしまう」とのことでしたが、これについてはそもそも本当に腕を振ってはいけないのかということを疑ってみることも必要です。
特にアンダーハンドパスにおいては実は腕を振った方がうまくいく場面も多いので、すべての場面で腕を振らない方が良いとは言えません。
これについては詳しくは下の記事で解説していますのでぜひ読んでみてください。
【元日本代表が解説】アンダーハンドパスで「手を振るな!」が半分間違っている理由
上の記事で解説したような場面では、しっかりと腕を振ってボールを触ってくださいね!
また、パスのやり方については下の記事で手順ごとに詳しく解説しています。
【完全保存版】元日本代表がバレーボールのパスの基本とコツを手順ごとに徹底解説!
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