【バレーボール】スパイクがアウトになる人の97%が改善する2つの魔法

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  • どうしてもスパイクがアウトになる・・・
  • スパイクがアウトになるのを防ぐ方法ってあるの?
  • スパイクを毎回しっかりコートに入れたい!

この記事を読むことでこれらの悩みを解決することができます。

僕もこれまで驚くほどスパイクをアウトにしてきましたが、この記事で解説する内容を実践したことで日本代表でオポジット(スーパーエース)として3年間プレーすることができたので、ぜひ参考にしてください。

結論、これです↓

スパイクがアウトになるのを防ぐ2つの魔法

・腕を振り切る
・手首を巻き込む

実際に僕が運営しているバレーボールスクールでも、スパイクを打つときに手首を内側に巻き込みながら腕をしっかりと下まで振り切ることでスパイクがアウトになるという悩みをかなりの確率で解消できています。

スパイクがアウトになってしまう理由をしっかりと理解して正しいやり方でスパイクが打てるようになれば、バレーボールはもっと楽しくなるので、ぜひこの記事で解決しちゃってください。

あげば

アウトになってしまうという悩みがあってこの記事を読んでくれていると思うので、ボールを強く叩くことはできているという前提で解説します。

スパイクを強く打つ方法は下の記事で詳しく解説しています。

目次

なぜスパイクがアウトになるの?

上場のスパイク写真

まず、スパイクがアウトになる理由について考えてみると下記の通り。

スパイクがアウトになる理由

・ボールを下から強く打ってしまう
・ボールを真横から強く打ってしまう

ボールは丸いので下から打てば上方向、真横から打てば反対方向の真横に飛んでいくので、これでは相手コートには落とせないですね。

「わかっとるがな!」とつっこみたくなりそうですが、それにも関わらず多くの人が下からボールを打ったり真横からまっすぐボールを打ったりすることが原因でスパイクをアウトにしてしまっているので、原因を探す必要がありそうです。

あげば

強いスパイクを相手コートに落とすにはボールの真ん中より上側を叩く必要があるというのはわかっていても、実際には難しいんですよね。

スパイクがアウトになる場面の具体例

上場スパイク写真

ほんなら、ボールを上から打てなくなる原因を見つけてそうならないようにすればええんやな!(合ってるけど誰やねんw)

ということで、ボールを上から打てなくなる原因=スパイクがアウトになる場面の具体例を2つ紹介します。

ボールを上側から打てない原因

・かぶっている
・ひじが曲がっている

この2つが原因でスパイクがアウトになっているケースは本当に多いので、それぞれ解説します。

かぶっている

かぶっているとは?
ボールが頭の真上や後側にあるような状態のことをいいます。

ボールは自分の頭上よりも前で打つのが正解!
かぶってしまうと必然的にボールの真ん中より下しか打つことができません。

あげば

ボールを下から打たないといけない状況では強いスパイクをコートに入れるのは不可能ですよね〜

「かぶる」については下の記事で詳しく解説しています。

ひじが曲がっている

ボールを叩くときにひじが曲がっているとボールを横からまっすぐに押すような打ち方になってしまいます。

真横から強く打たれたボールはそのまま横方向に飛んでいくので、結果としてアウトに・・・

そう、つまりはボールを下へ向かわせる技術が必要ということなんですよね。

あげば

ここから具体的に解説していきます!

スパイクがアウトになるのを防ぐ2つの魔法

上場スパイク写真

いよいよこの記事の本題!
ボールを下へ向かわせる、つまりはスパイクがアウトになるのを防ぐ2つの魔法を紹介します。

スパイクがアウトになるのを防ぐ2つの魔法

・腕を振り切る
・手首を巻き込む

この2つを行うことでボールにドライブ回転をかけてボールを下降させることができ、スパイクがアウトになるのを防げます。

あげば

はいっ!ここテストに出ます!みんなで100点とりましょう!

では、解説します。

腕を振り切りる

中学生のスパイク練習を見ていると、手を下まで振り切らずにボールを打った後の手が頭上に残っていたりボールの向かった方向とは違った方向に手を振っていたりする様子がよく見られますが、これは下記の理由からNG。

スパイクの失敗例

・打った後の手が頭上に残っている
・手をボールの向かった方向とは違う方向に振っている

ボールを打った後に腕を振り切らず手が頭上に残っているような場合、スパイクがアウトになる確率がグンと上がってしまいます。

手をボールの向かった方向とは違う方向に振っているというのも正確なコントロールができないという理由でNGですね。

とはいえ、ただボールと同じ方向に腕を振り切ればいいという訳ではなく、しっかりと肘がのびた状態で腕を振り切ることが大切です。

あげば

ボールを叩くときに肘がのびていることで、このあと解説する「手首を巻き込む」がうまく機能してボールにドライブ回転がかかってボールが下降してくれますよ。

手首を巻き込む

手首を巻き込む動作を入れることによってボールにドライブ回転をかけ、ボールを下降させることができます。

手首を巻き込むとは?
「ボールを打ちながら指先を下に向けていく」とか「手の甲をボールの行った先に向ける」といったイメージです。僕らの年代だと”スナップを効かせる”とか言ったりしてましたね〜

少し前にボールを真横から強く叩けばボールはアウトになるという解説をしましたが、この動作がしっかりとできていればボールをコート内に打ち込むことも可能です。

あげば

腕を振り切るときに肩や肘、手首に力みがあるとうまくドライブがかからないので力まずにリラックスして行いましょう!

ネットから手が出ない人もやるべきことは同じ

つくばユナイテッド時代の上場雄也

「いやいや、その前に手がネットより上に出ねぇのよ!」っていう場合についても触れておきますが、この場合もやるべきことは同じです。

理由は、たとえボールの真ん中より下側を打ったとしてもドライブ回転をかけてボールを落とすことは可能だから。

あげば

回転量が多ければその分ボールは落ちますからね!

手がネットより上に出ない場合はトスがネットに近すぎるとボールを真下から叩くような状態になってしまい相手コートに返すのが難しくなってしまうので、トスをネットから少し離してもらってドライブをかけて打つ練習をするようにしましょう。

スパイクをアウトにしないためのおすすめ練習法

FC東京時代の上場雄也

ひじを伸ばして打つにしても手首を巻き込んでドライブ回転をかけるにしても”壁打ち練習”がおすすめです。

壁打ち練習とは?
壁の手前でボールをバウンドさせて、壁から跳ね返ってきたボールを繰り返し打つ練習のことです。

あげば

あくまで目安ですが、繰り返し練習をして50回続くようになればボールコントロール能力は低くないと思います!

スパイクで腕を振り切れないときの対処法

上場スパイク写真

もしかしたら「スパイクで腕を振り切れないときってどんなとき?」と思ったかもしれませんが、これはトスがネットに近いときです。

トスがネットに近いときは腕を振り切ってしまうとタッチネットの反則をとられてしまうリスクがあるので、腕を振り切るのは不正解です。

トスがネットに近いときの対処法(例)

・ボールを叩いた直後にスイングを止める
・フェイントに切り替える
・リバウンドに切り替える

この場合の対処法としてはボールを叩いた直後に腕のスイングを止める、相手ブロッカーと比べて自分の打点が低い場合にはフェイントやリバウンドに切り替えるなどがあります。

あげば

ブロックアウトを狙ってもいいですね!

良い体勢でスパイクが打てないときの対処法については下の記事で詳しく解説しています。

あげば

スパイクをアウトにしないことも重要だけど、失点をしないスパイカーになれると試合に出れる確率も上がるはず!

まとめ

上場プレー写真

今回はスパイクがアウトになってしまう場合の改善方法として下の2つを紹介しました。

スパイクがアウトになるのを防ぐ2つの魔法

・腕を振り切る
・手首を巻き込む

ぜひ明日の練習からとり入れて役に立ててもらえると嬉しいです。

あげば

そもそものスパイクの打ち方が合ってさえいればきっと改善されるはずです(^^)/

スパイクの打ち方は下の記事で手順ごとに詳しく解説しています。

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この記事を書いた人

本名|上場雄也(あげばゆうや)

■ バレーボール元日本代表
■ ビーチバレーボール元日本代表

【保有資格】
日本スポーツ協会公認バレーボールコーチ4

【運営】
松戸レガロバレーボールスクール
(千葉県松戸市)

【個人サポート】
日本テレビさん運営の「ドリームコーチング」にてオンライン相談・指導をしています。

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